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Amazon Linux と CentOS の違い | 大きなメリットとデメリットを理解する

作成日:2020/01/29

Amazon Linux とは RedHat ベースのディストリビューションです。以下の特徴があります。
・Amazon がサポート。
・Amazon の yum を使用。
・「Amazon Linux AMI Security Center」で Amazon Linux に対する脆弱性の対応を確認することが可能。
・SeLinux がデフォルトで無効化。
・ユーザ名が root ではなく EC2-user。
・CentOSと同じく原則は無料。RedHATのAMIは使用量にライセンス料金が含まれている模様。



比較は以下の表の通りとなります。

比較表メリットデメリット
Amazon Linux・AWSに相性がよく、EC2として高性能でセキュアで安定している。
・AWS CLI (Command Line Interface)環境や cloud-init など AWS関連のツールが事前にインストールされている。
・RedHat、CentOS用のパッケージが使用できない可能性がある。Amazon Linux のレポジトリと競合する可能性あり。
・パッケージの更新が RedHAT、CentOSより遅れる場合あり。
・コミュニティでの情報は少なめ。
結論明確に使用したい RedHAT、CentOS用のパッケージがある場合はCentOS、RedHat を使用すべき。またエンタープライスサポートが必要な場合はRedHat でもよい。それ以外では Amazon Linuxを採用してもよい。

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AWS なので Amazon Linux は EOSがないと勘違いされる場合あります。ハードウェアのEOSを利用者は意識する必要はないですが、Amazon Linux などソフトウェアのEOSはあるのでアップデートの検討が必要です。

AWS の Active Directory関連のサービスである AD Connector や Simple AD は Amazon Linux が使われているようです。


Amazon Linux は RedHat 6がベース。
AMazon Linux 2は RedHat 7がベースとなります。

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