[ホーム] > [AWS まぎわらしい用語一覧] > [AWS EC2 T2 と T3 の Unlimited と Standard の違い]
AWS EC2 T2 と T3 の Unlimited と Standard の違い
作成日:2020/01/29
EC2 インスタンスタイプの T2 は CPUのクレジット機能があり便利です。普段はCPU使用率が低いが一時的なCPU高付加(バースト)に耐えられます。
しかし欠点もあります。予想外、想定外のCPU高付加が発生しクレジットを使い果たすとベースラインのCPU 性能しが出ず、性能が一気に低下します。。(CPU Steal状態)
この弱点を補ったタイプが Unlimitedです。
・クレジットの前借
・さらに消化してもバースト料金の支払いでバーストを継続
本来は利用者はより大きなタイプのインスタンスを使用すればよいのですが、無駄も多く発生し経済的ではありません。これを補うのが Unlimited タイプです。Amazon AWS は自社の利益ではなく利用者の望んている機能をリリースしてくれますね。
比較は以下の表の通りとなります。
比較表 | Unlimited | Standard |
概要 | クレジット / ベースライン方式 | クレジット / ベースライン方式 |
クレジットを使い果たしたとき | ・ ・
| ・ベースラインでの稼働となる。
|
T2の Standard から Unlimited はオンラインでも変更できるようです。
関連リンク:
EC2 における Public IP と Elastic IPの違いに関して
EC2のオンデマンド、リサーブド、スポットの違い
Windows EC2インスタンス接続方式の違い | セッションマネージャ , フリートマネージャ― , RDP
AWS まぎわらしい用語一覧へ戻る
本ページの内容は個人的に調査した結果がであり内容が正しいことは保証されません。
またAWSサービスは常に改良、アップデートされており本ページの内容が古く誤った内容になる可能性もあります。変更になっても本ページが正しく更新されるとは限りません。
あくまでも参考程度でご覧ください。内容により発生したいかなる時間的損害、金銭的損害、その他の損害に関しても何人も保証しません。