このページでは AWS EC2 Windowsインスタンスにおけるリモートからの接続方式の違いに関して説明します。
候補としては次の3種類を取り上げています。
・Systems Manager 内のセッションマネージャ,
・Systems Manager 内のフリートマネージャ―
・RDP (Remote Desktop Service Protocol)
比較は以下の表の通りとなります。
比較表 | セッションマネージャ(Systems Manager) | フリートマネージャ(Systems Manager) | Remote Desktop Procotol |
概要 | Systems Manager からインスタンスIDを指定して起動する。Powershell インターフェースが起動する。(Windows) | Systems Manager からインスタンスIDを指定して起動する。ブラウザ内でRDPが起動してRDP接続が可能となる。 ブラウザ内で画面を最大化することも可能。使用感はRDPとかなり似ている。 | 一般的なRDP接続。主にインターネット経由となるため、パブリックサブネットにインスタンスを配置する必要がある。 例えば接続先はつぎのようなURI となる。 ec2-xx-xxx-xxx-xxx.compute-1.amazonaws.com |
接続数 | 2より大きい値も可能 | RDP設定に従う。デフォルトは最大2。 | RDP設定に従う。デフォルトは最大2。 |
備考 | - | Windows グループポリシーではデフォルトで 1 セッションに制限されている。 次のグループポリシー設定で変更が可能。 [コンピューターの構成]-[管理用テンプレート]-[Windows コンポーネント]-[リモート デスクトップ サービス]-[リモート デスクトップ セッション ホスト]-[接続] で[リモート デスクトップ サービスユーザーに対してリモート デスクトップ サービスセッションを 1 つに制限する] を無効化する。 | 左と同じ |
関連リンク:
EC2 における Public IP と Elastic IPの違いに関して
EC2のオンデマンド、リサーブド、スポットの違い
AWS EC2 T2 と T3 の Unlimited と Standard の違い
AWS まぎわらしい用語一覧へ戻る