AWS におけるデータベースサービスであるRedshift、DynamoDB、RDS、ElasticCacheに関して違いを比較表にまとめました。
(注意)一部確認中です。
比較は以下の表の通りとなります。
説明 | Amazon Redshift | DynamoDB | Amazon RDS | ElasticCache |
概要 | ・データウェアハウスタイプ ・スケーラブル ・高パフォーマンス ・OLAP(複雑で分析的な問い合わせに回答) ・顧客分類と売り上げの関係など | ・NoSQL データベースサービス。 ・write直後のreadでは整合性が取れない場合あり。「強い整合性」オプションを指定すると性能が落ちる。(どちらかを選ぶ) ・レコードのサイズに上限あり ・リージョンサービスでありプライベートネットワークからはNAT経由でアクセスする必要あり。 ・データサイズの上限は400KB。 | ・RDS。インスタンスでありVPCの中に設置することが可能。 ・なじみのMySQL、Oracle、Microsoft SQL Server、PostgreSQL、MariaDB、Amazon Auroraをサポート。現行のツールがそのまま使えるため、オンプレからの移行に。 ・データベースソフトウェアのパッチは自動パッチが可能。停止する場合があるがマルチSZ配置にすれば影響は少ない。 | ・メモリーキャッシュタイプ 以下のエンジンから選択が可能。 ・Memcached:Key-Value Store形式のメインメモリキャッシュ。マルチノートのキャッシュクラスタ。 ・Redis:Memcached:Key-Value Store形式のメインメモリキャッシュ。 ・AZサービス |
レベル | AZ サービス | リージョンサービス | AZ サービス(VPC内に配置) | AZ サービス(VPC内に配置) |
可用性 | <確認中> | データを自動で3つのデータセンターへ複製するため、ユーザは考慮が不要。 | ・スタンバイRDSは異なるAZに配置する。方式はDBごとに異なる。フェイルオーバ時はCNAMEが自動的にスタンバイ側に切り替わる。 | <確認中> |
バックアップ | - | - | 自動でスナップショットを取得(多少性能が落ちる。スケジュールを変更したり取得しない設定に変更することも可能) | - |
自動拡張 | × | ・ストレージ容量が自動で拡張。 | <確認中> | - |
性能 | <確認中> | ・スループットの指定が可能。 ・SSD | 以下のオプションあり。 ・General Purpose SSD ・Provisioned IOPS SSD ・Magnetic | - |
セキュリティ | <確認中> | ・IAMロールをEC2インスタンスに割り当てることによりアクセス制御が可能。 ・リージョンサービスであるためセキュリティグループでは制御できずIAMで制御する。 | EC2インスタンスのようにVPCの中に設置すればセキュリティグループとルーティングルールで制御が可能。 | EC2インスタンスのようにVPCの中に設置すればセキュリティグループとルーティングルールで制御が可能。 |
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