EC2をインスタンスID、IPアドレスを変更せずにリストアする | EBS 障害時のバックアップからのリストア

インスタンスID、IPアドレスを変更せずにリストアする

EBS ベースのEC2でサーバを動作しています。AWS Backup などで定期的にバックアップを取得しています。

障害時にバックアップからリストアしたいのですが、EC2を削除してからAMIからリストアするとインスタンスID (Instance ID)が変わってしまいます。
またIPアドレスなども変わってしまう可能性もあります。AMIに含まれるメタデータはリストアされますが、やはりインスタンスIDが変わってしまうのは困る場合が多いでしょう。

特にCloudwatch や AWS Backup など Nameタグではなく instance-id で指定している場合再設定になる可能性が高いと思われます。
そこでインスタンスID や IPアドレスを変更せずにリストアする必要があります。

リストアの考え方

AMIのスナップショットからボリュームを生成し、そのボリュームをアタッチします。現行の障害が発生しているディスクはデタッチします。
要するにインスタンスはそのままでEBSのみ付け替えるということです。

EC2が停止した状態（障害なので当然停止している）ならデタッチ、アタッチは簡単です。

インスタンスID、IPアドレスを変更せずにEC2をリストア

注意点

Cドライブ以外のディスクを入れ方場合はOSにログインした後、署名作業が必要です。

参考：EC2 インスタンスがEBSを認識しなかった原因と対処
/AWS/Faq/c/EC2-instances-did-not-recognize-EBS-C448.html

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