[ホーム] -
[AWS 資格練習問題一覧] - [高可用性を実現するためのEC2インスタンスのAZ配置]
答:
ア イ
ア. 2台のEC2インスタンスを一つのAZに配置し、さらに2台のEC2インスタンスを他のAZに配置、さらに2台のEC2インスタンスを他のAZに配置する。ELB (Elastic Load Balancer)により分散する。 イ. 3台のEC2インスタンスを一つのAZに配置し、さらにもう3台のEC2インスタンスを他のAZに配置する。ELB (Elastic Load Balancer)により分散する。
ウ. 6台のEC2インスタンスを一つのAZに配置し、さらにもう6台のEC2インスタンスを他のAZに配置する。ELB (Elastic Load Balancer)により分散する。
エ. 6台のEC2インスタンスを一つのAZに配置する。ELB (Elastic Load Balancer)により分散する。
オ. 2台のEC2インスタンスを一つのリージョンに配置し、さらに2台のEC2インスタンスを他のリージョンに配置、さらに2台のEC2インスタンスを他のリージョンに配置する。ELB (Elastic Load Balancer)により分散する。
解説:
現状では6台が40%の負荷で稼働しているため、このシステムが安定稼働するには 240%のリソースが必要ということになります。
(ア)では一つのAZに障害が発生して完全に使用できない場合、残り4台(二つのAZ)のEC2が稼働することになります。仮に100%で稼働すると合計400%となりシステムの安定稼働が可能です。
(イ)では一つのAZに障害が発生して完全に使用できない場合、残り3台のEC2が稼働することになります。仮に100%で稼働すると合計300%となりシステムの安定稼働が可能です。
(ウ)では一つのAZに障害が発生して完全に使用できない場合、残り6台のEC2が稼働することになります。しかしEC2インスタンスが12台稼働するため、他の選択肢と比較してコスト高になります。
(エ)ではAZ レベルの高可用性を満たせないため候補から除外されます。(一つのAZ障害でシステムが完全停止します。)
(オ)はELB ではリージョン間の負荷分散を行えない(2018年現在)ため誤りとなります。
[ホーム] -
[AWS 資格練習問題一覧] - [高可用性を実現するためのEC2インスタンスのAZ配置]
本ページの内容の正確性は保障されません。また機能が更新され内容が劣化する場合もあります。誤りがありそれに関して損害が発生した場合でも保証はいたしません。自己責任で参考程度に御覧ください。。