[ホーム][AWS まぎわらしい用語一覧] > [S3 へアクセスする4種類の方法 2018年度版]

S3 へアクセスする4種類の方法 2018年度版

作成日:2020/01/29

S3へアクセスする方法の違いに関して説明します。S3はオブジェクト型の堅牢なストレージです。ブロックデバイス(EC2インスタンスに直接接続)は EBS (Elastic Block Store)が主力ですがオブジェクト型ではS3が主力で使うシーンが多いでしょう。
AWS 学びたてのころは AWS コンソールからアクセスしますが、システムで大量に処理する場合は自動的、プログラム的にアクセスする必要があります。このページではどのようなアクセス方法があるのか比較表で説明します。

比較は以下の表の通りとなります。

比較表AWS コンソールからアクセスaws コマンド (CLI)SDKsftp
概要ブラウザ経由の AWS コンソールからアクセスします。
"aws" コマンドによりアクセスします。
SDK により AWS へアクセスする Java アプリを開発することが可能です。
ftp のセキュア版である sftp でアクセスします。
用途GUI 操作なので少量のファイルの操作に適しています。大量ファイルの操作には向いていません。
少ないファイルを公開したい場合、テストや学習目的で使用します。
CLI のツールである aws コマンドでアクセスします。

例えば一覧を表示するには以下のコマンドを実行します。

aws ls

シェルやバッチ内で自動的にアクセス、一括アクセスする場合やコマンドラインで実行する場合に適しています。
アプリケーション、アプリ内にS3へのアクセス機能を組み込むことが可能です。SDK により開発時に機能を組み込みます。
"AWS Transfer for SFTP" によりマネージドサービス型のsftp 経由で S3へアクセスすることが可能です。

2018年にリリースされたサービスです。東京リージョンでも使用が可能です。

sftp はセキュアなファイル転送でよく使われる機能です。オンプレでもファイル送受信でよく使われます。AWS でもマネージド型としてサポートされました。
プロトコルhttpshttpshttpssftp
ポート番号44344344322

関連リンク:
暗号化キーであるSSE-S3、SSE-KMS、SSE-Cの違いとは
S3 バケットへのアクセス制御方式の違い
AWS のストレージサービスの違いに関して | EFS,EBS,S3,Amazon Glacier
S3 エンドポイントとアクセスポイントの違い




AWS まぎわらしい用語一覧へ戻る


本ページの内容は個人的に調査した結果がであり内容が正しいことは保証されません。
またAWSサービスは常に改良、アップデートされており本ページの内容が古く誤った内容になる可能性もあります。変更になっても本ページが正しく更新されるとは限りません。
あくまでも参考程度でご覧ください。内容により発生したいかなる時間的損害、金銭的損害、その他の損害に関しても何人も保証しません。