AWS QuickSight とは、Amazon Web Servicesが提供するビジネスインテリジェンス(BI)ツールです。データを可視化し、インタラクティブなダッシュボードを作成することで、データ分析を容易に行えます。このページではAWS QuickSight を利用してみて分かったことを簡単にまとめています。
・QuickSightから Athenaで作成したQuery文を呼び出すことはできない。QuickSightでカスタムQueryを作成する。
・AthenaでのSQLとQuickSightでのSQLは同じ。ただしパラメータの指定は異なる。
ユーザが入力するパラメータは Athenaは?(Question mark)、カスタムQueryでは <<$パラメータ名>>)
Glue 上のファイルを Athena経由でQuicksightで可視化する場合の関係は次の通り。
分析と異なるデータセットを利用したい場合はタブで分割。これにより一つのダッシュボードで異なるデータセット(要するにカスタムQuery)の分析を配置することが可能となる。
QuickSightからS3上のファイルを直接呼び出すことは可能。ただし制約は多数ある。またファイルを具体的に指定する必要がある。*(すべて)のような呼び出しはできないようである。またS3上の Perquet ファイルは呼び出せない。
【Q】以下のエラーが発生する。データソースのタイプはAthena。
このデータセットに接続する、またはこのクエリを実行するのに十分なアクセス許可がありません。管理者にお問い合わせください |
【A】エラーの詳細を見ると、QuickSightのアクセスがS3に許可されていないのが分かる。
QuickSightの設定画面で、Athenaのチェックボックスをオフから再度オンにするとアクセス許可の設定画面が表示される。
これで正常に設定されるはずだが、エラーにより設定できない場合がある。その場合はQuickSightのロールに直接S3アクセス可能なポリシーを設定した。
【Q】作成したパラメータの入力コントロールがダッシュボードに表示されない。あるいは表示されてパラメータに入力しても計算されない。(パラメータのデフォルト値が常に利用される)
【A】作成したパラメータがマッピングされていない。Visual でマッピングが必要。
【Q】公開しても反映されない。
【A】公開するときにすべてのシートを選択チェックする。デフォルトではすべてのシートが選択されていない。
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