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対象:インスタンス

aws ec2 インスタンス数の上限緩和の概要 | 変更になってるよ





AWS EC2インスタンス数の上限


このページではAWS EC2におけるインスタンス数上限、および緩和に関して説明します。

AWS EC2インスタンス数の上限の制限の解除



AWS EC2では起動できるインスタンス数に上限があります。
理由は明かではないのですが、APIの秘密キーを盗まれたりAWSアカウントとパスワードを盗まれて大量のEC2インスタンスを起動されるのを防ぐためではと思っています。例えばもしAPI 秘密鍵を盗めれば、高CPUを大量に搭載したインスタンスを大量に起動して暗号通貨の発掘をすることができます。それで大量の資金を取得することができます。そのようなことを少しでも防止するために起動できるインスタンス数に上限が設定されているのではないでしょうか

もちろん正式に大量のインスタンスを起動したい場合もあると思います。そのような場合にはAWSに起動できるインスタンスの上限緩和を申請します。

インスタンスの上限はインスタンスタイプごとまとめて


インスタンスタイプの上限は特定のインスタンスタイプごとに設定されています。
昔の情報を掲載したサイトではインスタンスタイプごとに申請するようなことが記載されていますが、現在は特定のグループで分けて上限を設定しているようです。


参考:オンデマンドインスタンスの EC2 vCPU 制限引き上げリクエストを計算する方法を教えてください。
https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/ec2-on-demand-instance-vcpu-increase/

この例では「All Standard (A, C, D, H, I, M, R, T, Z) インスタンス」で合わせてvCPUの合計で制限がかかっていることが分かります。

インスタンスタイプで先頭の文字に a,c,d,h,i,m,r,t,z で始まるインスタンスでまとめて制限がかかっているということです。

例:
r ・・・ r5.2xlarge

vCPU




制限は台数ではなくvCPUでカウントします。初期のころは台数でカウントしていましたが、2021年現在ではvCPUで合計を計算しています。
インスタンスタイプごとにvCPUは異なります。

例:
micro →1 vCPU
large →2 vCPU
xlarge →4 vCPU
2xlarge →8 vCPU
4xlarge →16 vCPU

緩和申請の方法


緩和申請はAWS マネージメントコンソールから行います。

[EC2]→[制限]→vCPU 制限を計算]

ここで必要なvCPUを計算できます。
そして「オンデマンド制限の引き上げをリクエスト スポット制限の引き上げをリクエスト」から申請を行います。
















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