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対象:Workspaces

WorkSpacesでタイムゾーンを変更できない原因と対処





タイムゾーンを変更する


このページではaws WorkSpaces でタイムゾーンがどうしても変更できない原因と対処に関して説明します。
WorkSpaces はWindows server ペースです。このサーバーでタイムゾーンを変更するにはadministratorsの権限が必要です。
しかしawsマネジメントコンソールのWorkSpaces で 管理者権限をユーザーに与えない設定にしている場合はタイムゾーンは変更できません。タイムゾーンを変更してもすぐに元に戻ってしまう現象が発生します。
今からこのadministrator 権限を与えても現行のWorkSpaces には反映できません。要するに管理者権限を与えた状態でワークスペースを作成しないと変更できないということです。

作成済みのWorkSpaces では対処はないのでしょうか 対処としては一時的にWorkSpaces からログオフして管理者権限でログインすることが考えられます。要するに一度ログオフしてドメインの管理者で入ってからタイムゾーンを変更するということです。実際にWindows Server 2019ベースではこの方法でうまくいきました。ぜひお試しください

参考:
https://docs.aws.amazon.com/workspaces/latest/adminguide/update-directory-details.html#local-admin-setting

タイムゾーンを変更した状態でカスタムバンドルを作成する


WorkSpaceはWindowsのsysprep により生成されるようです。
sysprep はタイムゾーンの情報をUTCにクリアしてしまうため、元のWorkSpaceでタイムゾーンを変更しても、イメージ作成時点でUTCに戻されてしまうようです。
よって生成したWorkSpacesでUTCを変更する必要があります。
ただしUTC変更はコマンドで行うにはデフォルトで管理者権限が必要です。ユーザにバッチを実行させてタイムゾーンを変更することはできません。


tzutil /s "Tokyo Standard Time"


一つの方法としては、元イメージでグループポリシーでUTC変更権限をDomain User に変更することです。
このポリシーはカスタムバンドルにも引き継がれるため、一般ユーザでもタイムゾーンの変更が可能になるはずです。


まとめ




・ローカル管理者の権限が無効に設定されている場合、タイムゾーンは変更できない。
ドメインの管理者でログインして設定を変更する。
もしローカル管理者の権限を与えているならタイムゾーンを変更することが可能である。

・コマンドで行う場合は管理者権限での実行が必要。ポリシーで権限を下げるなどの対応が必要。

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