2022年4月19日追記:「Amazon EBS 高速スナップショット復元」を追記しました。
dd if=\\.\PHYSICALDRIVEn of=/dev/null bs=1M --progress --size
--size オプションによりハードディスク全体に対する処理を実行します。
bs=1M オプションにより、1MごとにI/Oを行います。サイズを大きくすることが可能ですが、あまり大きいと物理メモリ不足となるようです。
PHYSICALDRIVEnとは
この中でPHYSICALDRIVEnという表示があります。これを確認するにはWindowsで以下のコマンドを実行します。
C:\wmic diskdrive get deviceid
DeviceID
\\.\PHYSICALDRIVE2
\\.\PHYSICALDRIVE0
\\.\PHYSICALDRIVE1
dd.exeをダウンロードする
Linux系は標準でddコマンドが用意されていますが、Windowsでは存在しません。
以下からダウンロードが可能です。
http://www.chrysocome.net/dd
参考:Amazon EBS ボリュームの初期化
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/WindowsGuide/ebs-initialize.html
Invoke-Command でdd.exeを呼ぶとエラー
バージョンによりますが、Invoke-Command でdd.exeを呼ぶとエラーが表示されますが処理は実行されました。
2019年の時点としてメモとして残しておきます。
Invoke-Command remotehostname -scriptblock {c:\tool\dd}
bs パラメータ変更の実験結果
bs=1M パラメータのサイズを大きくすると処理性能がアップしました。インスタンス種類にもよるが、bs=16Mや32Mあたりが処理所要時間が一番短くなりました。
ただし一度ディスクを総なめした後で再度ddを実行した場合はbsサイズでの処理所要時間には変化がありませんでした。
以下のような Powershell コードでテストすることが可能。
$size=@("1M","2M","16M","32M","64M","128M")
$size | foreach{
date
dd if=\\.\PHYSICALDRIVE<対象ディスクの番号> of=/dev/null bs=$_ --progress --size
date
}
スナップショットから生成、削除を繰り返した場合
(1)スナップショットからEBS生成
(2)dd実行
(3)EBS削除
この(1)(2)(3)を繰り返した場合、(2)での所要時間には変化がなかった。(2019年現在)
さすがにそこまでは記憶していない模様。
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