例えば「A」「B」という2種類のAZがあり、それぞれ10台、2台のインスタンスが動作しているとします。
A-AZ:10台のインスタンス
B-AZ:2台のインスタンス
「クロスゾーン負荷分散」が無効の場合はA、Bそれぞれ50%ずつ負荷が分散されるため、2台しかないBのインスタンスには負荷がかかります。
一方でAのインスタンスは負荷が低くなります。結果としてもし12台すべて同じスペックの機器の場合効率が悪くなります。
「クロスゾーン負荷分散」を有効にすると、ELBがA,B上のインスタンスに関して負荷が「平等に」かかるよう振り分けます。要するに100%÷12=約8% の均等な負荷が12台にかかることになります。
参考:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/elasticloadbalancing/latest/userguide/how-elastic-load-balancing-works.html
ロードバランサーのノードは、クライアントからのリクエストを登録済みターゲットに分散させます。クロスゾーン負荷分散が有効な場合、各ロードバランサーノードは、有効なすべてのアベイラビリティーゾーンの登録済みターゲットにトラフィックを分散します。クロスゾーン負荷分散が無効な場合、各ロードバランサーノードは、そのアベイラビリティーゾーンの登録済みターゲットにのみトラフィックを分散します。
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