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対象:CloudWatch

Windows EC2で空き物理メモリ量(Memory\Available MBytes)をメトリックスを閾値で監視する




EC2Windowsの物理メモリの空きを監視したい


Windows EC2 インスタンスを稼働させている場合、物理メモリの空き容量をチェックしたい場合があると思います。
例えば32Gのメモリを搭載したサーバで残り2G、要するに30G消費した時点で通知を受けたい場合もあると思います。
実際には物理メモリが不足した場合スワップメモリに書き出すためこの物理メモリを監視するのはあまり意味がないかもしれません。
実際にはスワップメモリを監視するのがベストかもしれません。しかし場合によってはスワップファイルなしで物理メモリだけで動かすケースもあるかもしれません。

デフォルト


Cloudwathの config ツールでデフォルトの設定ツールを作成することが可能です。


C:\Program Files\Amazon\AmazonCloudWatchAgent\amazon-cloudwatch-agent-config-wizard.exe



デフォルトでは "Memory % Committed Bytes In Use" が取得されますが、これは仮想メモリの残りで物理メモリをいくら消費しても基本的にこの値は影響与えません。

よって物理メモリを取得したい場合はconfig ファイルを修正する必要があります。
しかし 単に json ファイル"" の "Memory % Committed Bytes In Use" を "Memory\Available MBytes" に変更しただけではうまく行きません。
エラーは出力されませんが、実際にCloudwath log には送信されません。(run command で"AmazonCloudWatch-ManageAgent"でパラメータ"AmazonCloudWatch-windows"を送信してもエラーにはなりません。フォーマットに誤りがあった場合はエラーとなります。)


Windows パフォーマンスと合わせて次のように単位付きで記載する必要がありました。

"Memory": {
"metrics_collection_interval": 5,
"measurement": [
{"name": "Available MBytes", "unit": "Megabytes"},
"% Committed Bytes In Use"
]



これはSystems Manager のパラエータストアで編集することが可能です。


参考文献




次のページがとても参考になります。
Monitoring RAM Memory on AWS EC2 Windows 2019 Server with CloudWatch and SSM




まとめ


・config ツールではカスタムメトリックのメモリメトリックス送信レベルを変更しても物理メモリは変更できなかった。
・パラメータストアで追記してからrun command で送信すれば空き物理メモリを取得することが可能。
・フォーマットは特殊なので注意が必要。

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