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AWS の大阪ローカルリージョン まとめとは




大阪リージョンとは


AWS の大阪ローカルリージョンとは何か?

簡単に言うと"東京のデータセンターに対する被災対策のサイト"。例えば東京で震災が発生し東京リージョンのAZがすべて壊滅するとAZに分散していてもシステムが停止する。それを避けるため、遠隔地の大阪のリージョンを使う。
ただしリソースに限りがあるため誰でも使える訳ではない。


詳細


・東京リージョンに対して地理的にかなり離れたAZという位置付け。(主にDR対応)
 東京リージョン内にも4個のAZが存在するが距離的に近いため、被災時に同時に被害を受ける可能性があり。東京/大阪で400キロ以上離れており広範囲な被災にも影響を受けにくい。

特徴


・リージョン内のAZが一か所のみ。
・大阪リージョン単独では使用できない。(AZが一か所だけなので可用性が確保できない)東京リージョンのDRとして使用する。
・DRが主な目的であるため、オンデマンドインスタンスは不可。リザーブドとスポットインスタンスのみ(2019年)
・審査あり。


なぜ必要か


このリージョンが無いと被災(地域の全面的な災害)対策は海外リージョンを使用する必要があった。なぜなら東京リージョンは東京に集中しているため。しかしコンプライアンスあるいはその他の理由で海外にデータを置きたくない利用者も多い。それに対応するため。
基本的にDRは東京リージョンだけでも可能。(とのこと)。しかし法令その他で距離が指定されている業種などに対応するため。(例えば「海外にデータをおいてはいけない」、「バックアップとの距離は400キロ以上」などの条件がある場合など)

備考


・現在"ローカルリージョン"と呼ばれるのは大阪リージョンのみ"
・すべてのAWSサービスが使用できる訳ではない。AI研究のようにDRが必須と思われないサービスあるいは最新のサービスは対応していない模様。ニーズにより追加されていくだろう







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